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社長メッセージ

夢はでっかく「世界の人材企業」

できる・できないより、本気でやりたいかどうか


何か新しいことに取り組もうとする時、人は、上手くいくかどうかを考えがちです。しかし、勝算は、実はさしたる問題ではありません。大切なのは「やってみたい」という主体性であり、「絶対に成功させるんだ」という情熱です。1989年、私が英国人技術者の派遣に特化した事業を始めた時も、確たる勝算はありませんでした。ただ当時、プラント建設に関わる日本企業の多くが、英語を話せる技術者不足に悩んでおり、「優れた英国人技術者をマッチングできる企業があったら、みんなが助かる」その思いには熱いものがありました。設立以後、よりよい人材を求め、ロンドン、グラスゴー、カーディフ…イギリス中を駆け回りました。8年間で、3台もの車を乗りつぶしました。当初はなかなか業績が伸びず、累積赤字が5000万円にも上ったこともありましたが、直に面接して判断する「よりよい出会い」にこだわる姿勢は、徐々にお客様から評価頂き、結果として現われるようになりました。近年では、プラント事業に加え、医療医薬分野における人材紹介事業、IT分野におけるアウトソーシングでのソリューション事業など、幅広く事業を展開し、多くのお客様よりご支持頂くまでに至りましたが、「より良い出会い」に賭ける思いは、今も変わることはありません。



「どうしましょうか」ではなく「こうしましょうか」


当社が考えるより良い人材とは、主体性と情熱を持って取り組める人材です。たとえば、何か問題が起こった時、「どうしましょうか」と誰かの意思を最優先させるのではなく、まず自分で物事を判断し「こうしましょうか」と自分なりのアイデアを進言してくれる人材。主体性と情熱さえあれば、知識・経験に関係なく、意見・アイデアは積極的に取り入れていきます。実際、社内提案制度を利用し、これまでにも様々な制度、仕組みが整備されてきました。そもそもIT事業本部の成り立ちも社員の発案によるものです。近年では、お客様先で開発する従来のスタイルだけではなく、自社で勤務する受託事業(ICS事業)もスタートしましたが、それも一社員の進言から始まったものです。AILの歴史は、会社の歴史というより、社員と共に歩んできた歴史でもあると思います。私達が次に目指すのは、世界的な「より良い出会いの創造」。世界の人材企業として、国境・国籍を超えて、企業と人を結び付けていきたいと考えています。まだ誰も成し遂げたことのない、途方もない夢かもしれません。しかし、当社には長年培った、海外展開のノウハウが豊富にあります。そのノウハウを活用し、社員が一丸となって取り組めば、決して叶わない夢ではないと信じています。


代表取締役会長兼社長 稲塚博
代表取締役会長兼社長 稲塚博